2010年07月21日

日時:2010年10月8日(金)19:30開演(開場は開演の30分前)
   2010年10月9日(土)14:00開演(開場は開演の30分前)
会場:京都芸術劇場 studio21
料金:一般3,000円 / 京都芸術劇場友の会2,500円
   学生&ユース2,000円(ユースは25歳以下・要証明) / 瓜生山学園生1,000円(要学生証)
URL:http://www.k-pac.org/
åKåNF-‹ž“s_‰.id 『薔薇色の服で』は、09年夏の韓国チャンム・ダンスフェスティバル、11月ロシアCannon Dance Center、12月タイPatravadi Theatre 、2010年5月ドイツTheater im Pumpenhaus と世界各地でワークインプログレスの実験上演を積み重ね、いよいよここ日本で、10月の京都造形芸術大学studio21、そして12月の東京吉祥寺シアターでのフルバージョン発表となる。
作品のモチーフとなっているのは、作家ヴァージニア・ウルフの作品と、アンドリュー・ワイエスの絵画「クリスティーナの世界」。多様な人や物の連続描写のなかで、時間と場所が繰り返し奇妙に置き換えられていくウルフの世界を触媒にして、山田せつ子の身体が声、光、音と対話していく。08年デュオ作品『ふたり いて』に続きドラマツルグに宇野邦一を迎え、宇野によって丹念に拾い出された緻密な言葉をダンスに介入させる。

身体の知覚がダンスムーブメントを掘り起こしていく山田せつ子のダンス。その静謐なダンスに言葉が亀裂を生じさせる。ダンスが瑞々しく立ち現れる瞬間!


生命という衣装をまとったからだがひとつここにある。
このからだは物質の記憶に取り囲まれ振るえている。

時間を留めない言葉は物質の記憶のなかから互いに溶け出し場所も時間もわきまえず亡霊のように話しはじめる。
生きている私のからだはそれを恩寵のように受け止める。

― 山田せつ子作品コメント
タイPatravadi Theatre公演パンフレットより

Translate »