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2010.09.10-12 砂連尾理/塚原悠也『SAALEKASHI』@AI・HALL

2010年09月10日

日時:2010年9月10日(金)19:00
   2010年9月11日(土)16:00
   2010年9月12日(日)15:00
   *開場は開演の30分前。開演1時間前より受付開始、入場整理券を発行します。
会場:AI・HALL
料金:料金(自由席)
   前売/1,500円、当日/2,000円
   18才以下/500円(前売・当日とも)
   小学生以下/無料
URL:http://saalekashi.exblog.jp/


プロモーション映像第1弾
プロモーション映像第2弾
プロモーション映像第3弾



「地域とつくる舞台」シリーズ
このシリーズは、アイホールの2008年度からの企画で、今回が第二弾になります。演劇・ダンス作品を創作しているアーティストが、アイホール周辺の「ひと、場所、もの」に触発され、地域に関わりながら、舞台作品を創作するプロジェクトです。劇場と舞台芸術を核とした地域コミュニティ形成の第一歩となることを目指しています。

さまざまな人々との作品創作・ワークショップを通して、ダンスと社会の関わりを新たな視点から見出そうと活動する砂連尾理。「痛みの哲学、接触の技法」をコンセプトに、既存の舞台にとどまらない活動で注目を集める〈contact Gonzo〉の塚原悠也。この二人が、伊丹のまちを歩き、ひとに出会い、丹念なフィールド・ワークを経て、オリジナルなダンス・パフォーマンス作品を生み出します。

伊丹市立昆虫館、 伊丹市立こども文化科学館・プラネタリウム
大阪国際空港(伊丹空港)、 荒牧バラ園、伊丹ローズガーデン
昆陽池公園、 アイホールの近くの広場、銭湯…
清酒発祥の地、伊丹の酒蔵……

上記のようないろんな場所にでかけ、その空間、そこで出会った人、ものと一緒に踊り、映像に収めています。その映像を基軸に、伊丹で感じたこと、発見したことを振付に取り入れ、地域のみなさんの出演も織り交ぜつつ、舞台を構成していきます。「伊丹に漂流した、別の地からやってきた二人のアーティスト。この二人が、この地を知りながら、新たな伊丹の神話を作り出す」さながら、このような舞台作品を目指しています。「寝言を募集する」、「道行く人にワンポーズ振付けてもらう」などのユニークなアイディアが続々と生まれ、試行しています。

タイトルの『SAALEKASHI』は、「さあれかし」。「ぜひとも、そうあってほしい」と望む心を表しています。





作品創作ノート(砂連尾理、塚原悠也)

街と踊りたい。最初の想いはそんな獏とした私のダンサー的発想と欲求からである。そのことを探る手がかりとして、まず酒造会社や昆虫館、バラ園等に出向いてみた。この土地に数十年から数百年という長い時間関わり続けている人びとの身振りから、街との対話、ダンスを考えてみたいと思ったからだ。
さらに、街をゲリラ的に歩き、偶然出会った人びとに思い思いのポーズや動きを振付けてもらったり、彼等と抱き合うことで、ここに住む人びとが日々抱いているさまざまな思いや声なき叫びを身体に刻んでみたい。
自らの身体を共鳴器官にして街と関わり、息吹を感じ、身を乗せてみる。自ら主体的に踊ることを放棄し、街に踊らされるように身を投げ入れることで、ここに住む人だけでなく、存在するモノとの間に波の交換を幾重にも循環させたいと思っている。
そんなやり取りを劇場から放射することで、街とダンスできたらと願っている。
砂連尾理


個別の物語をどのようにして再統合するのか、もしくはそれが本当に必要であり、また可能かということを問題にしたい。
我々の生活において、さまざまな個人的趣味/判断の領域が十分に確保されたかのように見え、実生活において街ではひとつの巨大なショッピングモールが形成される。
そういった状況において様々な個人の物語を集合させるのは、街の住民すべてに関わる大きな力が否応なくかかるときである。(ショッピングモールで我々は何かを選択するかもしれないが)実際の「私」とは常に状況に巻き込まれるものである。
そういった力は、住民の意向、趣味を超えて、すべての身体に関わる。
この作品は、大きな災害のような芸術、そういったものが生成可能であるかどうか、というある種の即興的な賭けである。
それは皆に届くであろう周波数を「寝言」から計り、その振幅を巨大化させる作業かもしれない。
ジリリリリリリリリリリ。むくっ。
塚原悠也

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