2010年02月17日

日時:2010年3月7日(日) (1)14:00開演/(2)16:00開演
   * 開場は開演の30分前・全自由席。
   * 16時の回の後、座談会を行います。
会場:まいづる智恵蔵
料金:一般1,000円(1ドリンク付)/高校生以下無料
   * 2回の公演を続けてご覧になる場合は、
     2回目の公演は500円(1ドリンク付)とさせていただきます
URL:http://maizuru-rb.jp/program_09dance.html
02013_omote 舞鶴赤れんが倉庫を拠点に、地域の魅力を掘り起こすアート・プロジェクト「まいづるRB」の新企画。大阪在住のダンサー・振付家の砂連尾理と舞鶴市内の特別養護老人ホーム「グレイスヴィルまいづる」に滞在するお年寄り(ぐれいす村の皆さん)とその周辺地域の方々とが、2009年12月より約四ヶ月間、ダンス・ワークショップ(身体を使ったレクリエーションや体操)を継続的に行い、最終的に成果発表として、舞鶴赤れんが倉庫にてダンス公演を行います。

ぐれいす村の皆さんと舞鶴市内の子どもたちとが、「訥々(とつとつ)と」互いの距離と身体を感じ合いながら、丁寧に身体表現による対話を重ねていきます。心も身体も元気になる処方として、新しい価値を発見するきっかけとして、舞鶴の「ダンス」に挑戦します。

構成・振付 砂連尾 理(ダンサー・振付家)
出演    ぐれいす村のお年寄りと子どもたち 音楽    伊達伸明(ウクレレ/美術家・「建造物ウクレレ化保存計画」主宰)

砂連尾 理(じゃれお・おさむ)
振付家・ダンサー。大学入学と同時にダンスを始める。’91年より寺田みさことダンスユニットを結成。また、近年はソロ活動を展開し、舞台作品だけでなく障がいを持つ人やホームレス、子ども達とのワークショップも手がけ、ダンスと社会の関わり、その可能性を模索している。2002年7月「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」「オーディエンス賞」W受賞。2004年度京都市芸術文化特別奨励者。2008年10月より、文化庁・新進芸術家海外留学制度の研修員としてドイツ・ベルリンに滞在中。この間、障がい者カンパニーであるTheater Thikwaの作品制作に振付家として参加する。

「私のダンスは、いわゆるヒップホップやバレエ、ジャズダンスといったものとは異なるスタイルのものです。それは例えば、手を合わせたり、目を合わせるなど、ある関係の中から生まれてくる動きに着目し、ダンスを立ち上げていきます。一見なんの変哲もないように見えるそれらの動きは、関わる人によって流動的で、ある型にはめることはできません。そのように常に変化し続ける身体の関係、有り様こそ、私が求めているダンスかなと、考えています」

《関連企画》

一般向けダンスワークショップ 
砂連尾さんが普段行っているダンスワークショップを実際に体験してみましょう。既成ジャンルに属さない砂連尾さんのダンスは、現在の(同時代の)ダンスという意味で「コンテンポラリーダンス」と呼ばれます。ここでは、身体をゆっくり動かしながら、自分の心と身体をじっくり知るためのワークショップを行います。
ぜひ体験してみてください。

日 時:2010年3月5日(金) 18:00~20:00
会 場:舞鶴市政記念館ホール
参加費:500円(上記問合せ先まで、電話、ファクス、またはメールにてお申し込みください)
条 件:高校生以上/ダンス経験の有無は問いません/動きやすい服装でお越し下さい


座談会
3月7日16時の回公演終了後、ゲストや関係者らによる公開座談会を行います。発表までのプロセスや企画の主旨などをあらためて話し合い、プロジェクト全体を検証する機会を設けます。お気軽にご参加ください。

日 時:2010年3月7日(日) 17:00頃(16時の回公演終了後)~18:30
会 場:舞鶴市政記念館ホール
参加費:無料(ダンス公演をご覧になっていない方も、お入りいただけます)

パネリスト:西川勝(大阪大学CSCD特任准教授)、細馬宏通(滋賀県立大学人間科学部教授)、古後奈緒子(ダンス批評家) / 淡路由紀子(グレイスヴィルまいづる施設長)、 砂連尾理(振付家/ダンサー)

進行:森真理子(まいづるRBアート・ディレクター)


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