2009年11月6日

日時:2009年11月22日(日)p.m.5時〜
場所:FINNEGANS WAKE 1+1
料金:¥1500 / 1ドリンク付(※ 学生¥1200 / 1ドリンク付)
URL:http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20091031
【予約優先】定員20人ほどのスペースなので、出来るだけ予約をお願い致します。当日飛び込みも満席でなければ可能ですが、+300円となります。なお、満席の場合お断りすることもあります。

〈ニブロールと現代日本人の身体〉
講師・中西理(演劇舞踊評論)

心斎橋のBAR&ギャラリーを会場に作品・作家への独断も交えたレクチャー(解説)とミニシアター級の大画面のDVD映像で演劇とダンスを楽しんでもらおうというセミネール「現代日本演劇・ダンスの系譜」。これまで12回の講義で第1期が好評のうちに終了しました。ただ、いくつかの回については後から参加した人などから見たいという希望があったため、アンケートで希望者が多かったもの(チェルフィッチュ・青年団・ニブロール)を選んでもう一度講義を行うことにしました。今回は新たに入手した映像などを含め、より深く踏み込んだ内容にしたいと思いますので、一度参加した人もぜひどうぞ。

今回取り上げるのはニブロールと矢内原美邦です。ニブロールはダンスカンパニーではありますがダンスだけでなく、映像、衣装、音楽、照明など舞台も構成するさまざまな要素を手掛けるアーティストをその集団の内部に抱え、そのコラボレーションにより作品を制作していくアーティスト集団です。

最近はニブロール以外にoff nibrollなどメンバーによる別動隊的な活動も盛んで、分野としても映像インスタレーションなどでは内外の大規模な美術展に相次ぎ招へいされるなどその分野での評価も高まっています。
なかでも振付・演出で主宰でもある矢内原美邦による「演劇作品」を上演するMIKUNIYANAIHARA POJECTはその第二回作品である「青ノ鳥」が岸田戯曲賞の最終候補作品に選ばれるなど、チェルフィッチュの「クーラー」がコンテンポラリーダンスの振付賞であるトヨタアワードのファイナリストに選出されたのと同様にクロスジャンルの活動が注目を集めており、今回のセミネールではニブロールのダンス作品のみでなく、MIKUNI YANAIHARA POJECTの演劇作品についても紹介していく予定なので、ダンスファンのみでなく演劇ファンも十分に楽しめる内容となるはずです。

上映予定の作品:ニブロール『NOTE』『駐車禁止』『ROMEO OR JULIET』、ミクニヤナイハラプロジェクト『3年2組』『青ノ鳥』など


前回セミネールで予定していた日時が都合がつかず初の試みとして日曜日夕方(11月22日)の実施となりました。実は前回・前々回と集まりが悪く、今回も同様の調子であれば第2期以降の計画も無期延期とせざるをえないので、今回は予約申し込み締切日(11月19日深夜まで)を設けて、それまでの予約が5人を超えた場合にのみ開催したいと考えています。興味のある人は早めに申し込みいただけると有難いと思います。
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