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【暑い夏14】A-2 C-2 Dancing on drawing

2014年06月15日


 5月3日、4 日の2日間、 A-2 アビゲイル・イェーガー / C-2 チョン・ヨンドゥのクラスにてダンサーの皆様のスケッチをさせて頂 きました。スケッチを行う前日まで、わたしもビギナークラスにてノアム・カルメリ1 / エリック・ラムルー / 森井淳によるワー クショップに参加していました。ダンサーをモチーフに絵を描きながら自身はダンスの経験が一切無かったため、少しでもその世界観 を体感し、吸収したいという思いがあったためです。そしてその体験は想像を大きく大きく超えた素晴らしいものとなりました。 参加したワークショップ、スケッチの中で、持ち帰りきれないくらい素敵な言葉や人々との出会いがありましたが、特に心に突き刺 さった教え。それは「自然の重力に従い、自分の重さを知り、体の動きの流れ、動きと動きの繋がり、体の軌道を意識すること」。  

  動植物、風景など、季節のゆっくりとした時間のうつろいを描く日本画の画材で、踊り手の瞬発的な動きを描くとはどういうことなの か、自分自身のことながらいつも心のどこかにそんな小さなたわだかまりがありました。それがこの言葉を聞いてすっと消えていった のです。自然に寄り添おう、根ざそうとする姿勢はどんなジャンルであっても変わらず、そして美しいものなのだと気付いたのです。 わたしの作品には現在一貫して[Dancing on drawing = 紙の上で踊る]というタイトルをつけています。 力強くもやわらかなダンサー達の動きを目の前にしていると、気がつけばわたしも心地よい線を描いていました。アトリエでひとり画 面を前に筆を持ったときも、「力を描くために、余計な力を抜くこと」を意識しております。たった2日間のスケッチでしたが、本当 に濃密な時間となりました。  この度は現場にて描かせて頂いたスケッチ、そしてそれを元に後日アトリエにて画仙紙に墨で描いた1枚を紹介させて頂きます。 A-2 アビゲイル・イェーガー


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C-2 チョン・ヨンドゥ


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prof_abigailアビゲイル・イェーガー (U.S.A/North Carolina)ABIGAIL YAGER アビーの小柄で知的な雰囲気とウィットに富んだムーヴメントは誰もが魅了される。’95 –’02年トリシャ・ブラウン・ダンスカンパニーにてダンサーと音楽アシスタントを務める。また、トリシャ作品の振付・再構成をリヨン・オペラ・バレエなどの国際的なカンパニーで務める他、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの主宰するP.A.R.T.S.(ベルギー)や、アメリカンダンスフェスティバルなど、名だたるアカデミーで同様のプロジェクトをディレクションしてきた。また韓国国立芸術大学、フランス国立振付センター(CCN)での指導など、ワールドワイドに活躍している。現在ノースキャロライナ芸術大学(UNCSA)で教鞭をとる。(KIDFホームページより)

1_JUNG YOUNG-DOOチョン・ヨンドゥ(韓国/ソウル)JUNG YOUNG-DOO 西洋的で高度なダンスメソッドと明確なコンセプトを併せ持つと同時に、東洋的に抑制された繊細な動きが彼の才能を裏付けている。Doo Dance Theater主宰。韓国新進気鋭の振付家であり、韓国を拠点に活躍している。韓国でも多くの賞に輝く他、「横浜ダンスコレクション・ソロ&デュオコンペティション」にて、「横浜文化財団大賞」「駐日フランス大使館特別賞」を受賞、フランス国立トゥルーズ振付センターにて研修する。’14年はJCDN国際ダンス・イン・レジデンス・エクスチェンジ・プロジェクトにて福岡に滞在予定。現在、立教大学 現代心理学部映像身体学科特任准教授。(KIDFホームページより)

山﨑 山﨑千智(やまざき・ちひろ) 兵庫県神戸市生まれ。コンテンポラリーダンサーの「動き」「躍動感」を墨や画仙紙など、日本画画材を用いて描いている。 現在、京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 修士課程に在籍中。 http://chiiiichi.tumblr.com/

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